意味 |
ポンプ式加圧送水装置を用いる方式では,漏水等により内圧は徐々に低下し,設定値まで降下すると消火ポンプは自動起動する。いったん消火ポンプが起動すると,ポンプの停止は制御盤までいかないと手動操作できず,管理するうえで負担が増える。このため,通常は消火ポンプに加え,少量の吐出量(20?l/分程度)の補助ポンプ,もしくはジョッキポンプと呼ばれる小型のポンプユニットを併設する。若干の漏水による圧力低下時は,補助ポンプにより監視圧力を保ち,消火ポンプは火災以外では起動しないようにしている。起動圧力は,消火ポンプの起動圧力よりやや高い圧力に設定し,圧力が低下すると自動運転を行い,圧力が復旧すると補助ポンプは停止する。 |