意味 |
本坑の断面内あるいは本坑に近接して試掘された坑内において、重要な地質条件や地山状態を確認するために行う謁査・観察・試験等をいう。山岳トンネルでは、①調査坑内精密地質、②調査坑内弾性波速度、③湧水量、湧水圧および透水係数、④地耐力、⑤せん断強度、⑥地圧、⑦支保工変位置、⑧地表の動き、⑨爆破振動、⑩試料採取等を目的として実施される。シールドトンネルでは、上記の①、③、④、⑤、⑥、③、⑧、⑩のほか、⑪粒度組成、⑫透気性等を目的として実施される。いずれも通常の地質調査では、 トンネルの計画・設計・施工に確信がもてない場合に付加される調査である。 |