意味 |
〔梵語から〕(1)〔仏〕六道の最下位。閻魔(えんま)が主宰し,死者の生前の罪を審判して,それに応じた責め苦を与える。奈落。⇔極楽(2)キリスト教で,神と神の言葉を拒む者が落とされる最も恐るべき世界。⇔天国(3)非常に苦しく,つらいこと。「受験―」(4)火山や温泉地で,常に噴煙や熱湯の噴き出している所。━で仏に会ったよう苦境に立ったとき思わぬ助けにあったうれしさのたとえ。地獄に仏。━の一丁目(いつちようめ)きわめて恐ろしい所のたとえ。また,破滅に至る第一歩。━の沙汰(さた)も金次第(かねしだい)金さえあればこの世では何でもできる意。 |